研究所をあとにして

今日は村上春樹研究所という非公式の村上春樹ファンサイトを見つけました。

あなたは「また村上春樹なんて読んでるの?」とバカにするかもしれませんが、僕にとって彼はいまだに圧倒的な 、文学的アイドルなのです。どの作品も読み返すたびに新しい示唆を与えてくれます。

そんなわけで僕は、急にlineのサムネイルを「風の歌を聴け」の表紙にしたり、今日から改めて「ねじまき鳥クロニクル」を読み返そうとしたりしているわけです。

ねじまき鳥クロニクルで本田さんが言うように、今は僕にとって「待つべき」時なのかもしれません。死んだように耐えるべきなのかもし

れません。

相変わらず研究室には行きたくないし、やるべきことを後回しにしてばかりですが、なんとか明日のことを、できる限り美しい明日のことだけを考えて1日を過ごしています。

卒業したらできる限り好きなように生きる努力をしてみようと思います。「好きなように」「努力する」と並べて書くと矛盾しているように見えるかもしれませんが、今の僕の気持ちを正直に語った結果です。僕はもっと努力すべきだった。あなたはきっとそう思っているに違いありません。特に自信はないですが、そんな気がします。

なんにせよ後ろに幸せはないです。そうですよね?そう思って今日を終えます。

文章を書くことについて

ブログを書こうと思います。


ブログなんていうとあなたは馬鹿にするかもしれません。けれども、今の僕にとって特定の誰かに向けて文章を書くという行為はなにかしらの意味を持つように思えるのです。つまり、これはブログというよりも、正確には手紙に近いものかもしれません。

宛先も書かれていなければ、ポストに投函されることもない。

そんなどこにもたどり着かない文章を書き続けていくことが僕をどこかに連れていってくれるとは思えないけれど、それでも僕はこの文章を今日から毎日書いていくことに決めました。

始業時間が過ぎても教授がやってこない時間やパスタが茹で上がるのを待っている時間、そんなどこにもいかない時間を使って読んで下さい。

それでは、明日も楽しみにしていてください。